フリー素材ユーザのためのillustratorの使い方|画像をスライス(分割)する方法
Web制作している時、よくお世話になるのがフリー素材。
希望のフリー素材が見つかった場合はいいのですが、画像の一部分を使いたいって時あると思います。
その際にillustratorのスライス機能を使って、画像をスライス(分割)して新たに画像データとして抽出する方法をご紹介します。
※フリー素材はフリーだからといって何に使っても良い訳ではありません。著作権や利用規約に沿ってご利用下さい。
参考:知らなかったでは済まない著作権とは?初心者でもわかる事例つき解説 | LISKUL
私の環境は、MacでCS6のillustratorを使用しています。
画像をスライスする方法
Web制作用の環境設定
カラーをRGBに設定
[ファイル]→[ドキュメントのカラーモード]→「RGBカラー」にチェック
RGBはディスプレイで見る事を前提に使用されるカラーモード、
CMYKは印刷物になる事を前提に使用されるカラーモードです。
Web上で使用する際(jpg等に変換した際)に若干色味が変わってしまうため、ここではRGBに設定します。
スライスする
スライスの方法は2種類。
スライスツールを使う
選択してからスライス
オブジェクトを選択した状態で、
[オブジェクト]→[スライス]→[作成]
スライス完了
保存する
スライスに名前を付ける
[ファイル]→[Web用に保存]→名前を付けたい画像のスライスをダブルクリックして名前を入力
これがスライスした後の画像データの名前になります。
[保存]ボタン押下後のダイアログで入力する名前は何でも構いません。(影響なし)
ちなみにスライス毎に名前を付けずに保存すると、保存ダイアログで入力する名前+スライスNoが振り分けられます。
必要なスライスだけ保存する
Shiftを押しながら必要なスライスを選択して[保存]ボタンをクリック。