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ワクワクを生み出せるWebエンジニアを目指して。

フリー素材ユーザのためのillustratorの使い方|画像をスライス(分割)する方法

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Web制作している時、よくお世話になるのがフリー素材。
希望のフリー素材が見つかった場合はいいのですが、画像の一部分を使いたいって時あると思います。
その際にillustratorのスライス機能を使って、画像をスライス(分割)して新たに画像データとして抽出する方法をご紹介します。

※フリー素材はフリーだからといって何に使っても良い訳ではありません。著作権利用規約に沿ってご利用下さい。
参考:知らなかったでは済まない著作権とは?初心者でもわかる事例つき解説 | LISKUL

私の環境は、MacでCS6のillustratorを使用しています。

画像をスライスする方法

Web制作用の環境設定

単位をピクセルに設定

[ファイル]→[ドキュメント設定]→「単位:ピクセル」に設定
f:id:seintoseiya:20150401172859p:plain
ルーラー上の単位がピクセル表示になります。

カラーをRGBに設定

[ファイル]→[ドキュメントのカラーモード]→「RGBカラー」にチェック
f:id:seintoseiya:20150401172913p:plain
RGBはディスプレイで見る事を前提に使用されるカラーモード、
CMYKは印刷物になる事を前提に使用されるカラーモードです。
Web上で使用する際(jpg等に変換した際)に若干色味が変わってしまうため、ここではRGBに設定します。

表示をピクセルプレビューに設定

[表示]→[ピクセルプレビュー]にチェック
f:id:seintoseiya:20150401172927p:plain
ピクセルプレビューで作業すれば、([変形]パネルのパネルメニュー内の[新規オブジェクトをピクセルグリッドに整合]をオフにしていても)ピクセルグリッドにスナップします。

スライスする

スライスの方法は2種類。

スライスツールを使う

f:id:seintoseiya:20150401172939p:plain

選択してからスライス

オブジェクトを選択した状態で、
f:id:seintoseiya:20150401173003p:plain
[オブジェクト]→[スライス]→[作成]
f:id:seintoseiya:20150401173010p:plain
スライス完了
f:id:seintoseiya:20150401173137p:plain

保存する

スライスに名前を付ける

[ファイル]→[Web用に保存]→名前を付けたい画像のスライスをダブルクリックして名前を入力
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これがスライスした後の画像データの名前になります。
[保存]ボタン押下後のダイアログで入力する名前は何でも構いません。(影響なし)
ちなみにスライス毎に名前を付けずに保存すると、保存ダイアログで入力する名前+スライスNoが振り分けられます。

必要なスライスだけ保存する

Shiftを押しながら必要なスライスを選択して[保存]ボタンをクリック。
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完成

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私自身、illustratorを使いこなしているかと言われるとYes!とは答えられないレベルなのですが、
Web制作に最低限必要なノウハウは抑えていきたいと思います。